2月28日 飯伊・木曽支部研修会報告
令和8年2月28日、飯田市立病院においてACP(アドバンス・ケア・プランニング)をテーマとした研修会を開催しました。今回の研修会には、役場職員、地域包括支援センター職員、介護支援専門員など総勢82名が参加しました。

当日は、後藤医院(高森町)の後藤暁先生を講師にお迎えし、ACPについてご講演をいただきました。ACPとは、残された(限られた)人生をどのように過ごしていくのかについて、本人が家族や医療・介護関係者とともに考えていく取り組みです。講演では、その支援に活用できるツールの一つとして、飯田医師会が作成した資料についてもご紹介いただきました。

また、最期まで自分らしく生きるためには、「何を大切にしたいのか」、そして「なぜそれを大切にしたいのか」を理解しておくことが重要であるとのお話がありました。ACPは会議の場だけで進めるものではなく、日常生活の中で本人がふと口にする言葉など、想いが込められた“かけら(ピース)”を丁寧に拾い集めていくことが大切であること、そのためには支援者が常にアンテナを磨き、本人の言葉に耳を傾ける姿勢が重要であることを学びました。
長寿化が進む現代において、私たちケアマネジャーをはじめとする福祉職がACPに関わる機会は今後さらに増えていくと考えられます。また、ケアマネジャーが医療・介護の関係者をつなぐ「橋渡し役」として果たす役割の重要性についても改めて認識する機会となりました。今回の研修で得た学びを、今後の日々のケアマネジメントに生かし、利用者の想いの“かけら(ピース)”を丁寧に拾いながら、その人らしい人生の過ごし方を支援していきたいと感じました。
最後になりましたが、ご多忙の中ご講演いただきました後藤暁先生に心より感謝申し上げます。

