2月20日 諏訪支部研修会報告
2月20日(木)原村地域福祉センターにて諏訪支部研修会を行い、22名が参加しました。 講師に宮坂医院の宮坂圭一先生をお迎えし「ターミナルケアと看取りについて」ご講義いただきました。

在宅で看取ることはご家族にとって精神的不安と身体的負担が大きく、在宅で最期を迎えることが難しい現状にあります。 諏訪県圏内六市町村の看取り状況も、病院や施設で亡くなるケースが圧倒的に多いそうです。
宮坂先生は数少ない在宅診療医として様々なケースに関わられ、御本人の気持ちを大切に、最期まで自分らしく目標を 持って生きるために、医療だけでなく御本人、御家族の想いや生活に寄り添うため個々の専門性を生かし 多職種連携(チームアプローチ)が大事だということです 。

「わからないことは聞く」 「多職種連携、チームとしての情報共有、顔が見える、話し合える関係作り」 「介護支援専門員が 役割を具体化し、チームの舵をとる」といったことを実践していけたら、最期を在宅で迎えることができると思いました。 「人はどう死ぬかではなく、どう生きるか」を考えさせられた研修でした。
